90歳のお祝い、何を贈る?卒寿のプレゼント12選(2026)
卒寿(90歳)のお祝いに何を贈ればいいか迷っている方へ。10年ごとの写真を短い動画でよみがえらせる贈り物、家族で作る思い出のアルバム、四世代そろう食事会、毎日使える品まで、予算の目安つきで12のアイデアをご紹介します。
Genealogy Editor, Incarn
要点
90歳(卒寿)を迎える方は、必要な物はたいていもう持っています。いちばん心に響くのは、その方の人生を語り、家族が集まるきっかけになる贈り物です。おすすめは、10年ごとに1枚ずつ写真を選び、短い動画としてよみがえらせること。Incarnなら10枚で11.99€(サブスクリプションなし)、1本あたり1分ほどで仕上がります。
TL;DR: 90歳のお祝い(卒寿)には、物よりも「その方の人生を語る贈り物」がいちばん響きます。おすすめは、10年ごとに1枚ずつ写真を選び、短い動画としてよみがえらせること。Incarnなら10枚で11.99€(サブスクリプションなし)、1本あたり1分ほどで仕上がり、お祝いの席でそのまま見せられます。
90歳のお祝いに何を贈るか。いざ考えてみると、とても難しい問題です。90年を生きてきた方は、必要な物はたいていもう持っています。そのうえ、カタログで選んだ品では、その方の長い人生にとても釣り合わないように感じてしまいます。
この記事では、卒寿のお祝いに本当に喜ばれる12のアイデアを、心に残るものから手軽なものまで、予算の目安と準備のコツと一緒にご紹介します。
卒寿とは?90歳のお祝いの基本
卒寿(そつじゅ)は、90歳を祝う長寿祝いです。「卒」の略字である「卆」が「九」と「十」に分けて読めることから、この名前がついたとされています。
お祝いの色は紫とされることが多く、紫色の花やちゃんちゃんこ、小物を添えるご家庭もあります。また、長寿祝いはもともと数え年で祝うものでしたが、今は満年齢の90歳でお祝いするのが一般的になっています。
2026年に90歳を迎えるのは、1936年(昭和11年)生まれの方です。1930年代の幼少期から今日まで、ちょうど10の年代を生きてきたことになります。この「10の年代」が、贈り物選びの大きなヒントになります。
1. 人生を写真の動画でたどる(10年ごとに1枚ずつ)
90歳のお祝いの席で、いちばん大きな感動を生むのがこの贈り物です。
1936年生まれの方なら、1930年代、1940年代と続いて、2020年代まで10の年代を生きてきました。それぞれの年代から1枚ずつ、写真を探してみてください。幼い頃、学生時代、結婚式、子育ての頃、孫を抱いた日。その10枚をIncarnで5秒の短い動画にします。写真の中の顔がふっと目覚めて、ほほえみ、まばたきをします。Incarnでは、これまでに12,000枚以上の写真が動画になりました。
- 料金: 10枚で11.99€(1枚あたり約1.20€)。お支払いはユーロ建てで、決済画面(Stripe)に日本円での換算額が表示されます
- サブスクリプションなし: 1回払いで、毎月の請求はありません
- 仕上がり: 1本あたり1分ほど
- 品質: 購入した動画はHD画質、透かし(ウォーターマーク)なし
- 有効期限なし: 購入したクレジットに期限はないので、残りは後からゆっくり使えます
できあがった動画は、食事の席でタブレットに映して見せるのがいちばん簡単です。その方が二十歳の頃に流行した歌を流しながら1本の映像にまとめるのもおすすめです。作り方は家族写真の思い出ビデオ作成の記事で詳しくご紹介しています。
2. Incarnのギフトカードを贈る
アルバムがご本人の家にあって借りられない場合は、Incarnのギフトカードが便利です。届くのはコードなので、誕生日カードに書き添えたり、メッセージで送ったりできます。
ギフトカードでは5枚から50枚まで選べて、価格は6.99€からです。お孫さんがご本人の隣に座って、一緒にアルバムをめくりながら写真を選ぶ。そんな思い出話の午後そのものが、もうひとつの贈り物になります。
3. 家族みんなで作る思い出のアルバム
子ども、孫、ひ孫、古くからの友人やご近所の方に、その方との思い出をひとつずつ書いてもらい、写真を1枚添えてもらいます。それを1冊のフォトブックにまとめます。
- 予算: ページ数にもよりますが、数千円ほどから作れます
- 準備期間: 4〜6週間ほど見ておきましょう。いちばん時間がかかるのは、みんなの文章を集めることです
- コツ: 大きめの文字と、ページいっぱいの写真にすると、90歳の方にも見やすくなります
4. 思い出話を本人の声で残す
90歳の方が語る思い出は、次の世代にとってかけがえのない財産です。お孫さんがスマートフォンをテーブルに置いて、話を聞く時間を作ってみてください。子どもの頃のこと、戦争の頃のこと、出会い、初めての仕事。何を聞けばいいか迷ったら、祖父母に聞くべき30の質問が参考になります。
本格的に残したい場合は、聞き書きで自分史を作るサービスもあります。費用は内容によって数万円から数十万円と幅があります。録音したデータは大切に保存しておきましょう。いつか、その声がいちばんの形見になります。
5. 四世代がそろう食事会
いちばん長く記憶に残るのは、家族みんながそろうことかもしれません。子ども、孫、ひ孫まで集まる食事会を開き、四世代、五世代での記念写真を撮りましょう。きっと、その写真が額に入って飾られることになります。
90歳の方の体への負担を考えて、夕食より昼食、段差の少ない会場や個室、長すぎない時間を選ぶのがおすすめです。
6. 青春時代の音楽
1936年生まれの方が二十歳を迎えたのは1956年(昭和31年)です。経済白書が「もはや戦後ではない」と記したのもこの年でした。美空ひばり、三橋美智也、春日八郎など、昭和30年代前半に人気を集めた歌手の曲は、記憶がおぼろげになってきた方の心にも強く響くことがあります。
青春時代の曲を集めて、操作の簡単なスピーカーで流せるようにしたり、お祝いの席でBGMにしたりしてみてください。写真の動画と組み合わせれば、1956年の笑顔が、1956年の歌と一緒に動き出します。
7. 生まれた日の新聞
生まれた日に発行された新聞の紙面を複製して届けてくれるサービスがあります。費用は数千円ほどからが目安です。当時の物価や出来事、広告を眺めていると、自然と会話がはずみます。昭和11年の紙面は、家族みんなにとって発見の連続です。
8. 家系図を贈る
その方を中心に、子ども、孫、ひ孫まで名前を書き入れた家系図は、その方が築いてきた家族の姿そのものです。役所で取得できる戸籍(除籍謄本や改製原戸籍)をたどると、明治時代ごろまでさかのぼれることもあります。はじめての方は家系図研究初心者のための10のアドバイスをご覧ください。
ご先祖の写真を動画にして添えれば、家系図に命が吹き込まれます。
9. 孫一人ひとりからの手紙
お金はかかりませんが、忘れられない贈り物です。お孫さん一人ひとりが、教えてもらったこと、思い出、ありがとうの気持ちを手書きの手紙にします。それを箱にまとめて、誕生日に開けてもらいましょう。90歳になって何度も読み返すのは、こうした言葉です。
10. 無理のない、思い出の場所への外出
生まれ育った家、ふるさとの町、若い頃によく行った海辺。あるいは、懐かしい歌謡曲のコンサートや舞台。歩く距離が短く、移動の負担が少ない外出を選び、家族が付き添いましょう。90歳では、一緒に過ごす時間そのものが贈り物です。
遠出が難しい場合は、その場所の昔の写真と今の写真を並べて見せるだけでも、立派な「旅」になります。
11. 毎日の暮らしを快適にする品
やわらかいひざ掛け、暖かくて履きやすいルームシューズ、手元を照らす読書灯、座り心地のよい椅子、ボタンの大きな電話、家族とビデオ通話ができるシンプルなタブレットなど。感動的な贈り物ではありませんが、いちばんよく使われるのはこうした品です。本当に困っていることは何か、身近なご家族にそっと聞いてみてください。卒寿にちなんで、紫色のものを選ぶのも素敵です。
12. 家族が写真を届けるデジタルフォトフレーム
離れて暮らす家族が、スマートフォンから写真を送れるデジタルフォトフレームです。ひ孫の新しい写真が、ご本人は何も操作しなくても自然に届きます。価格は1万〜2万円ほどが目安です。操作のいらない機種を選び、昔の写真の動画も入れておきましょう。動画を再生できるフォトフレームもあります。
贈り物を選ぶときの小さなコツ
迷ったときは、2つのことを自分に問いかけてみてください。「この贈り物は、その方について何か具体的なことを語っているか」「棚にしまわれるだけでなく、気持ちを動かすものか」。
予算の大きさは関係ありません。「あなたの話をずっと聞いてきました」と伝わる贈り物は、高価なだけの品よりもずっと心に残ります。違いを生むのは、準備にかけた時間です。
お祝いのいちばんの見せ場には、いちばん心に響く写真の動画を取っておくのがおすすめです。まず元の写真を静止したまま見せてから、動画を再生してみてください。そのあとの静けさが、すべてを物語ります。
よくある質問
何でも持っている90歳の方には、何を贈ればいいですか?
物よりも、その方の歩みを語る贈り物がおすすめです。若い頃の写真を短い動画としてよみがえらせる(Incarnで10枚11.99€)、家族みんなで書く思い出のアルバム、本人の思い出話の録音、四世代がそろう食事会などです。90歳では、思い出と一緒に過ごす時間がいちばんの贈り物になります。
90歳の祖母へのプレゼントは何がいいですか?
結婚式の写真や二十歳の頃の写真を探して、動画でよみがえらせてみてください。何十年も前の笑顔がもう一度動き出す瞬間は、家族みんなの心を動かします。孫一人ひとりからの手紙や、思い出のアルバムを添えるとさらに喜ばれます。普段使いなら、やわらかいひざ掛けや、家族が写真を送れるデジタルフォトフレームも人気です。
90歳の男性(祖父・父)へのプレゼントは何がいいですか?
仕事や趣味、若い頃の思い出に結びつく贈り物が喜ばれます。二十歳の頃の写真の動画、生まれた日の新聞、家系図、ふるさとへの短い外出などです。この世代の男性は自分のことをあまり語らない方も多いので、孫が話を聞いて録音する時間そのものが、何よりの贈り物になることがあります。
卒寿のプレゼントの予算はどれくらいですか?
決まった相場はありません。孫からの手紙はお金がかかりませんが、旅行と同じくらい心に残ります。目安としては、写真の動画が10枚で11.99€、フォトブックが数千円ほど、デジタルフォトフレームが1万〜2万円ほど、自分史の制作サービスは数万円から数十万円です。兄弟や孫で費用を出し合えば、いくつかのアイデアを組み合わせることもできます。
介護施設(老人ホーム)にいる方の卒寿は、どうお祝いすればいいですか?
まずは早めに施設に相談しましょう。家族がお祝いできる部屋や時間を用意してくれる施設もあります。午後の短い時間に、少人数で集まるのが負担になりません。写真の動画はタブレットひとつで見せられるので、準備もほとんどいりません。ギフトカードを贈れば、あとで本人のペースで一緒に写真を選ぶこともできます。
写真の動画は、準備にどのくらい時間がかかりますか?
一晩あれば十分です。昔の写真を窓の近くで平らに置き、フラッシュを使わずにスマートフォンで撮影して、1枚ずつincarn.coにアップロードします。撮影のコツはスマートフォンで古い写真をスキャンする方法をご覧ください。動画は1本あたり1分ほどで仕上がります。音楽をつけて1本の映像にまとめたい場合は、編集に1〜2時間ほど見ておくと安心です。
卒寿とは何歳のお祝いですか?
卒寿(そつじゅ)は90歳の長寿祝いです。「卒」の略字「卆」が「九」と「十」に分けて読めることが由来とされています。お祝いの色は紫とされることが多いです。もともと長寿祝いは数え年で祝うものでしたが、今は満年齢の90歳でお祝いするご家庭が多くなっています。
90年の歩みを、10枚の写真でもう一度。Incarnで写真をよみがえらせる(10枚で11.99€、サブスクリプションなし)。ご本人と一緒に写真を選びたい場合は、ギフトカードもご用意しています。

Genealogy Editor, Incarn
Claire is a certified genealogist with 12 years of experience in family history research. She specializes in European archives and photo preservation techniques.